• 前立腺がん・前立腺腫瘍

2026年5月 (今後)MRI予定

普通の生活に戻った現況とこれから治療をする方へ向けて

※体験談は、あくまでも個人の例を示しているものです。ここに書かれている内容には、治療や治療の効果、副作用なども含まれていますが、がんの治療効果、副作用などは、同じがん、同じステージでも個人差があります。個人の体験談が、他の方にも常に当てはまるものではなく、その疾患の適応や、治療効果、副作用を直接示しているものではないことにご留意ください。

職場へも復帰し、今は普通の生活 

60歳を過ぎて嘱託勤務となっていたこともあり、手術後1週間は休み、その後の1週間は在宅勤務で対応するなどして徐々に復帰しました。直属の上司には病名を伝えましたが、他の同僚には病名は告げず、手術することのみを伝えました。
過度な心配をかけずに済んだかなと思います。
今も、上司以外の同僚は私ががんの治療をしていたとは思ってもいないのではないでしょうか。
 
家族の伝え方も同じように考えました。妻には当初から病院に付き添ってもらい、治療の選択も一緒に考えてもらいました。息子には入退院の送迎をフォローしてもらい、二人とも予定を調整して片道2時間の病院にもついてきてくれて、とても支えてもらいました。

一方、娘には本番の手術が終わるまで伝えませんでした。ちょうど娘の結婚式や新婚旅行と手術のタイミングが重なっていたからです。幸せな時間に心配をかけたくない、という親心でした。私が選択した治療法では短期間の入院で済んだおかげで、娘には知られることなく治療を受けることができました。
今は伝えています。もし長期入院が必要な治療だったら、こうはいかなかったでしょうね。
 
今は頻尿も血尿も止まり、術前と変わらない生活を過ごせていると思います。 術前までは高かったPSA値も術後にはしっかり下がったまま経過しています。
術後半年、次の5月のMRIで再発がなければ一旦成功といってよいのかもしれません。
しかし、これからも再発がないかのフォローは続きます。再治療の柔軟性を残した選択がよかったのかどうかはこれからはっきりすることなのだろうと思います。

今思うこと、これからがん治療をするかたへ 

これまで大きな病気はせず、なんとなく自分はまだまだ長生きをすると思い込んでいましたが、そんなに命っていつまでもあるもんじゃないと身をもって感じました。やりたいことをやるのも大事。
家族に感謝しているし、特に妻とはいつまでも仲良く暮らしていきたいと、改めて思うようになりました。

これから治療をするかたへのメッセージ

私は当初考えていたり提案されたりしていた治療法から、最終的に治療の選択を変えました。
あのとき調べずに最初の病院で言われるまま全摘術を受けていたら、私の場合はきっと後悔していただろうと考えます。
限られた時間の中で自分に合った治療というものを本当に納得できるまで探した、というのが自分にとって大事なことだったと思います。
専門の先生やサービスから情報を得られたこと、伴走されながら落ち着いて治療選択を考えることができたことは幸運でした。

これから治療法をさがす方に伝えたいこととしては、もちろん、選びたい治療の適応があるかどうかはがんの段階などに左右されるでしょうが、自分の体のことなのでしつこいくらいに治療について調べることや、先生には納得いくまで何度も確認していくくらいがちょうどよいのかもしれません。

手術

(今後)MRI予定

定期健康診断に父の勧めでつけていたオプションの検査で前立腺がんを発見。マイクロウェーブ熱凝固療法を行う。(インタビュー・掲載時の情報です)

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