※本記事は、患者さんの体験談であるため、具体的な病状や治療法なども出てきますが、あくまでも個人の例であり、病状や治療効果は、個人差があります。すべての患者さんへ適応できる状況、効果を示すものではないことを了承ください。
感情が揺れやすい時期だと知っていたから、冷静に情報源を選べた——頼った方法とネットの口コミと距離を置いた理由
乳がんと診断されてすぐに、治療をどうしていくかについての情報を集め始めました。インターネットの他、本や国立がん研究センターの患者向けホームページ、医療情報に詳しい会社の知り合いがまとめてくれた情報などを活用しました。
個人ブログやSNSはネガティブな情報が目につきやすく、たどっていくと標準治療ではないケースだったりと、理由があることも分かってきました。国立がん研究センターのページで「がんといわれたら、しばらくは不安が続く」と読んでいたので、自分が今、判断が鈍りやすい状態にある可能性を意識して、エビデンスがわからない情報や、たどることのできない情報、ネガティブな情報とは意図的に距離を置くことにしました。

経験者の言葉と症例数、先生への質問——私が病院選びで確かめたこと
病院選びにおいては、まず乳がんの症例数を調べ、実績が圧倒的に多かった大学病院に目星をつけました。その後、同じ病気を経験した方を身近な方経由で探して実際に相談したところ、「抗がん剤治療は通院が頻繁になるから、アクセスのしやすさも重要」というアドバイスをいただきました。その方がちょうど同じ病院で治療されていたこともあり、自宅から車で20分という距離とあわせて、この病院に決めました。
がん専門病院などの他の有名な病院で治療を受けることも検討しましたが、症例数・アクセス・身近な経験者の声という3つが揃ったことで、最終的に現在の病院への確信が深まりました。
がんと診断されたとき、私はまず自分の中で優先順位を決めました。一番は「生きること」次に「家族」その次に「仕事」。そう決めたとき、標準治療以外の選択肢は自然と私の頭からは消えました。病状的に選択肢は限られていて、私の場合は全摘手術が最善と主治医からの説明がありました。事前に調べていた他の治療法の可能性についてもたくさん質問しました。自分のことだから遠慮なんてせず、気になっていることをすべて聞くつもりで質問リストも作っていきました。選ばない治療法が自分には適さない理由や治療法の比較についても十分な回答をもらえたこともあり、主治医の説明に納得して、最終的には主治医の提案通りに治療を進めることにしました。
それでも自分の選択を後悔しないために、また、別視点の選択肢がないかを確認することを目的に、有名ながん専門病院での対面セカンドオピニオンと、オンラインのセカンドオピニオンサービスFindmeも利用しました。どちらも思ったより手厚い回答が返ってきました。
Findmeでは放射線治療の検討も選択肢として提示されましたが、その点について主治医に確認したところ、私のケースでは、主治医が放射線をおこなわないと考える明確な理由を丁寧に説明してくれました。
複数の医師から意見をもらい、それぞれに誠実に向き合って治療方針を説明してくれたことで、「この先生に任せれば大丈夫」と決めることができました。セカンドオピニオンの結果は主治医への質問リストとしてもとても役立ってくれました。対面とウェブ、ふたつのセカンドオピニオンを受けてよかったと思っています。
※アフラックのよりそうがん相談サポートは、アフラックがグループ会社を通じて行うサービスとして提供します。