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2016年1月 手術

術後の痛みは、まるで「お腹に鉄板が乗っている」感覚。リハビリを兼ねた院内散歩で気を紛らわせた日々


思ったよりも早く入院できたものの、手術が延期。暇を持て余した

思ったよりも早く入院できたのは良かったものの、手術は当初の予定日よりも1週間延期。結果的に1月初旬に手術を受けました。心の準備をしていただけに、改めて1週間待つのは辛かったです。特にすることもなかったので、携帯ゲームや読書をして暇をつぶしていました。

手術は朝起きてすぐに始まり、3〜4時間ほど行われていたようです。私がICUで目が覚めたときはもう夕方でした。頭はぼーっとしていたのですが、無事に手術が終わったんだとホッとしたのを覚えています。

手術翌日からリハビリ開始。お腹に鉄板が乗っているような痛みがあるもリハビリに精を出すことで気を紛らわせた

痛みがまだ引かない中、手術翌日からリハビリが始まりました。医師から立って歩くように言われましたが、最初はまっすぐに立てないので前傾姿勢でヨロヨロ歩くような感じ。歩くペースは同じ病棟に入院しているおばあちゃんの方が速かったんですが、私はおばあちゃんに負けないようにと勝手に張り合っていました。

他にも医師からはあまり横になったままでいないようにと言われていたので、寝るとき以外はベッドの上でも一応身体を起こすようにしていました。

術後はお腹に鉄板が乗っているような痛みがあり、術部に重みのようなものを感じていました。痛みが強かったため点滴で痛み止めを入れてもらいましたが、その痛み止めが残念ながら私には合わなくて…。使用すると意識が朦朧として気持ち悪くなってしまったんです。使うぐらいなら我慢した方がいいという感じで。

医師や看護師さんに、痛み止めが合わないこと、できるだけ痛み止めに頼りたくないことを伝えました。痛いときは、「歩いた方がまだまし!」って思うようにしてリハビリがてら病院内を歩くことで気を紛らわせました。

看護師さんと話すことと美味しい食事が入院中の楽しみだった

身体中に繋がっている管が全て抜けるのに2週間かかりました。痛みも含めて元通りになってきたと思い始めたのは術後3週目くらいです。管から開放されてからは、この調子なら大丈夫そうだなと、退院後の生活にも少し前向きになれました。

入院していた大部屋には年配の方が多く、同年代の人はいませんでした。話や接する機会が多かったのは、看護師さん。みなさん優しくて楽しい人ばかりでした。世代の近い看護師さんはフランクに話しかけてくれましたし、年配の看護師さんも面倒見がよく頼もしかったです。

入院中の楽しみは食事でした。他の病院のことは分からないのですが、私が入院していた病院の食事はすごく美味しかったです。術後は、一回の食事の量を減らす代わりに食事の回数を増やす必要があったらしく、間食におやつが出ました。それもまた美味しくて、食事で悩まず済んだのはありがたかったです。

一方で入院中、自分の身体から病院特有のアルコールのような匂いがしてきたことは悲しかったです。仕方ないとは思うのですが、当時つきあっていた彼氏が面会にきてくれたりしたこともあったので、少し辛かったですね。

 


がんを経験された個人の方のお話をもとに構成しており、治療等の条件はすべての方に当てはまるわけではありません。
新型コロナウイルスの影響によりテレビ会議を用いて取材を行ったため、写真は後日追加予定です。

情報収集と病院選び

手術

家族

2015年に通院先で念のために行った肝生検で肝臓がんが発覚。当時はまだ社会人一年目。右も左もわからない中で受けた周囲のサポートに助けられる。特に情報収集、病院選びから退院まで、自分以上に動いてくれた母に感謝。がんは自分の人生を見つめ直すきっかけになったとのこと。

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