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2005年3月 腎盂がん告知・手術

結石かと思いきや…予想外の腎盂がん告知

 

※本記事は、患者さんの体験談であるため、具体的な病状や治療法なども出てきますが、あくまでも個人の例であり、病状や治療効果は、個人差があります。すべての患者さんへ適応できる状況、効果を示すものではないことを了承ください。1年以上血尿が続くも、結石の影響だと思っていた

腎盂がんと告知されたのは46歳でしたが、その1年前ほど前から、尿に血液が混じることがありました。

ただ、大学生の時から腎臓結石があり、入院も経験しています。結石は血尿や激しい痛みを伴うので、尿に血液が混じったのを見た時には「また結石かな。痛いのは嫌だな」くらいに考えていました。

ある時、排尿時に固形物が出る感じがありましたが、痛みはありませんでした。痛みはないのに石が出て、ラッキーだと思っていたほどです。しかし、その後も血尿が出続けるのでおかしいなとは感じていましたね。

尿の色も、結石の時は赤い鮮血だったのに、何やら黒ずんでいました。出た固形物を確認すると血のかたまりのようなものもあったんです。そこで初めて「今までの石とは違う」と不安を覚えました。

そんな状況でしたが、「放っておいても死にはしないだろう」と病院にも行かず1年が経ちました。腎臓結石以外の大きな病気にかかったことがなかったので、がんの可能性なんて想像すらしていませんでした。血尿もいつか勝手に治るのでは、と思っていたんです。

ですが、1年以上も黒っぽい血尿が続いたのと、時々血のかたまりが出ていたことから、念のため結石の状況を確認してもらおうと思い、近くの病院で検査を受けました。1回検査を受けて、何もなければそれでよいという思いで受診したのを覚えています。


妻の言葉で気持ちが切り換えられた

受診したその日のうちに、エコー、静脈性尿路造影、内視鏡で腎盂の組織の採取を行いました。検査の途中、医師からはがんの可能性があると言われましたが、血尿以外体調不良もなく、「まさか」と深刻に受け止めてはいませんでした。

後日、検査結果を聞きに行くと、がんであると告知を受けました。

想像していなかった事態にパニック状態だったのですが、医師はどんどん説明を続けていきます。

「これからどうなるんだろう」「なんで、どうして」「がんだったんだ」──。そんなことばかり考えてしまって、医師の話はまったく頭に入ってきませんでした。

告知を受けた病院から家まで、車で20分ほど。運転しながら、「妻に何て言おう」と考えていたのですが、動揺していたからでしょうか、いい言葉が思い浮かばないまま帰宅しました。さんざん考えた末、妻にはそのまま「がんだった」と告げました。さすがに驚いていましたね。告知の際に医師にもらった書類の内容を話す私の言葉を、妻は最後まで黙って聞いてました。もし途中で妻が泣き出したら、私も一緒に泣いてしまうだろうなと思っていました。

私の話を聞いた後、妻は「わかりました」と一言。そして「なってしまったものは仕方がないから、今からふたりで何ができるか一緒に考えましょう」と言ってくれました。

その言葉を聞いて、気分が楽になったのを覚えています。もし妻が私と一緒に落ち込んでしまっていたら、負のスパイラルに陥って、どんどん気持ちが落ちていったのではないかと思います。

ですが、妻の前向きな言葉で、頭のなかがパッと切り替わりました。ですから、妻にはすごく感謝しています。


腎盂がん手術後、1ヶ月も経たずに職場復帰

腎盂がんと告知されたのは、2005年3月。そして5月には左腎臓の摘出手術を受けました。8時間かかりましたが、手術は無事に終わりました。

手術後、1ヶ月もかからず元の職場に復帰できました。

Hatch Healthcare K.K.

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