初めての方へのリンクバナー画像
  • その他のがん(子宮頸がん)

2017年8月 手術

がんのステージはⅡB 。医師の勧めで手術を受けることに

がんと診断されてすぐに手術を受けることが決まりました。

私の子宮頸がんはステージIIB。主治医からは「取るのが一番だから取りましょう」と言われ、先生が言うのであればそれが妥当なのだろうと、私はその場で手術を受けることに同意しました。

手術を受けるとなれば今度は手術日の調整です。主治医は「手術の予定がかなり埋まっているからこの日に決めましょう」といった感じで、すぐに2ヶ月後の手術日を指定。あっという間に今後の治療スケジュールが決まりました。

この時点でもがんに対しての恐れはありませんでした。

あくまでがんは体内の細胞の異常。先生の言う通り取れば大丈夫という感覚でいました。私には家庭や夫のこともありましたし、当時はとにかく手術を終わらせてしまおうという気持ちも強かったです。

手術よりも辛かった麻酔。吐き気で夜も眠れず

2017年8月、腫瘍を取る手術を受けました。

約9時間程かかった手術でした。何よりも術後の硬膜外麻酔が辛かったです。どうやら体質的に麻酔が合わなかったらしく、夜中になってとても気持ち悪くなってしまいました。

とにかく吐き気がすごくて、眠るどころではなかったのです。そんな私が手術日の夜に選ぶことができた選択肢は二つ。麻酔を止めて痛みに耐えるか、麻酔を注入し続けて副作用の気持ち悪さを我慢するか。

悩んだ挙げ句、痛みに耐えることを選んだ私は、看護師さんに麻酔を止めて欲しいとお願いしました。看護師さんは麻酔を止めてくれましたが、今度は逆に痛みで眠れなくなってしまいました。


手術翌日から歩いたおかげで想定よりも早く回復

手術翌日からは院内をひたすら歩き回りました。

歩いた方が回復が早いという理由で院内を歩くよう看護師さんから言われましたが、それを聞いて最初は少し驚きました。開腹手術から24時間も経たないのに?って。正直言ってその時はまだ身体に痛みが残っていましたし、それでも歩いた方がいいのかなと多少疑問に感じていましたね。

看護師さんの勧めに従い歩きつづけました。自分が考えていたよりもずっと早く良くなったという感覚があります。

当初は術後すぐの歩行訓練を疑っていましたが、結果的には早く身体を動かすことが正解なんだな、と実感。歩くよう指示をしてくれた看護師さんには感謝しかありません。
看護師さんは術後入浴のできない状況でしたので、一日置きのシャンプーをしてくれました。今思えばとても嬉しかった事を覚えています。

家庭と夫の事が心配だった

入院日数は20日間を予定していましたが、翌月には夫の手術も控えていました。医師には「もう平気だから帰りたい」と伝えていましたが、術後の経過を見ていただき、無事退院となりました。 

自分のがんが分かったときにも、可能であれば夫の治療を優先して欲しいと思っていました。夫とは受診した科こそ違いますが、入院先の病院は同じですので、主治医には私の手術よりも夫の手術を先にして欲しいとお願いしたこともありました。

主治医には、「それはできません」と突き返されてしまい、結果的には当初の予定通り、8月に私の手術、9月に夫の手術という流れで進みました。夫の手術が行われる頃には、今度は私自身の抗がん剤治療が始まっていました。
 

Hatch Healthcare K.K.

診断

手術

術後補助療法

関連するタグ一覧

会員登録をすると、がん経験者同士でコメントのやり取りができます

tomosnote(トモスノート)はがん経験者向けのコミュニティサイト(無料)です。会員登録をして、今の想いや経験をわかちあいませんか。

会員登録(無料)する

関連するスレッド

がんについて知る