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  • 胃がん・胃腫瘍

2018年10月 抗がん剤治療(セカンドライン)

セカンドラインの抗がん剤は20クール目に突入。副作用が軽減し地元の病院へ

セカンドラインの抗がん剤治療。現在も継続中

手術が終わり、もともと通っていた都内のがん専門病院に戻りました。

主治医との再会に気まずさはなかったです。やりとりも円滑。主治医は、手術を選んだ私を快く迎えてくれました。手術の結果、腫瘍を取り切れなかったと告げると「そっかそっか、じゃあセカンドライン行こう!」と努めて明るく接して下さって、その言葉が当時の私にはとてもありがたかったです。

セカンドラインの抗がん剤治療は現在も継続中。ちょうど20クール目に入っています。セカンドラインもファーストラインと同じように3週間の治療と1週間の休みで1クール。ファーストラインとの大きな違いは通院頻度です。前回は3週間に1度の点滴投与だけでしたが、今回は毎週の点滴投与が必要なので、週1回の通院をしています。

自宅から都内にあるがん専門病院までは片道1時間強、往復で3時間程度。以前は月1回で済みましたが、それがほぼ毎週となると、続けるのが少し大変になってきました。

楽になった副作用。通院も一人でできるように

セカンドラインの抗がん剤治療では、幸いなことにあまり強い副作用が出ませんでした。

指先や足の痺れはありましたが、ファーストラインのように手袋をするほどではなかったです。点滴を受けた次の日は味覚障害や倦怠感に悩まされました。ただ、ものすごく辛かったかというわけでもありません。

脱毛に関しても全ての毛髪が抜けることはなく、現在は地毛で過ごしています。最初はウィッグを被っていましたが、今はそこまで気にならないので着用を止めました。なんと言っても暑いですしね。

副作用が楽になったこともあり、夫に通院の付き添いをお願いするのは止めました。一人で行くことにした一番の理由は頻度ですね。これまでは3週間に1回だった通院が、今は週1回。さすがにその頻度となると、夫も仕事の調整が難しいということで、一人で通院することになりました。ファーストラインに比べて副作用が少なかったので助かりました。

主治医の転勤をきっかけに自分も地元の病院へ戻った

セカンドラインの抗がん剤を始めて5ヶ月が経過した頃、主治医に転院の相談をしました。

きっかけは、これまで診てくださっていた主治医の転勤。主治医が変わるのであれば、通院も大変に感じていたので、このタイミングで地元の病院に戻ろうと考えて相談したんです。

病院の了承も得られて相談から2ヶ月後の2019年5月に地元の病院へ転院しました。今の病院は、バスで30分くらいの距離。車なら15分くらいなのですが、現在投与している抗がん剤にアルコールが入っていることもあり、バスで通院しています。
がんが活性化。サードラインの抗がん剤を検討中

今、サードラインに進むか検討しています。

これまでセカンドラインでいい調子だったのですが、どうやらがんが活性化し始めたようなのです。セカンドの抗がん剤の効き目が弱くなってきている可能性もあります。ただ、自分は今は延命の立場。サードラインに切り替えても、新しい薬の効果はわかりませんし、副作用の出方もわかりません。

今まさに、今後どうしていくかを主治医と一緒に考えている段階ですね。現時点では、新たな病変や症状が出て来たらCTで確認して、現実的にサードラインに移行することを考えましょうという話になっています。

 

 

がんを経験された個人の方のお話をもとに構成しており、治療等の条件はすべての方に当てはまるわけではありません。

新型コロナウイルスの影響によりテレビ会議を用いて取材を行ったため、写真は後日追加予定です。

Hatch Healthcare K.K.

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